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遅ればせながら『あの夏で待ってる』の感想を投下。
思いっきりネタバレなので、未視聴の方は注意です(_ _)
最後、檸檬先輩から渡されたフィルムを海人たちが鑑賞するシーン
再生と同時にビードロ模様が流れる演出は、分かっていても鳥肌が立って・・・。
フィルムがあの夏の出来事を主人公たちに思い返させる
楽しかったことも悲しかったことも。
全部、全部。
イチカとの出会いと別れ、存在と喪失をここで海人は初めて実感したんだろうな・・・
スクリーンを観ながら自然と涙が溢れ出る姿で素直に泣いてしてしまった。
この子って何気にここまで一度も涙を見せたことなかったんだよなあ・・・。
柑菜もまた失恋を思い知り号泣し
哲朗も美桜も噛み締めるような気持ちでフィルムを観ていたのが、凄く胸に来た・・・。
以前コメントしてくれた方の言う通り、私もこの作品は本当に惜しいなあと思います
人間関係や心理に後半少しご都合主義的なものを感じたり、
SF設定に「うーん…」と首捻りたくなる部分あったり。
だけど、それら槍玉に上げて愚痴愚痴と文句つけたくなる気は全く起きないのが正直なところです。
何度も泣いたし感動した。
それで私的には十分でした。
もし五ツ星で評価つけろといわれたら、四ツは与えたい作品ですね。
ちなみにエンディングは、星十個与えてもまだ足りない毎回最高の演出でした!
自分の中でビードロ模様はアニメを観て『良曲』から『名曲』にランクアップしたなあ。
『あの夏で待ってる』――甘酸っぱくて切ない青春ラブストーリーでした。
感動をありがとう!
あの夏で待ってる コンプリート DVD-BOX (全12話, 300分)
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“
人が死んだら、天国に行けるという。
でも、僕はそうとは思わない。
死んだ人間は、きっと、誰かの心へと旅立つのだ。
思い出となって、生き続けるのだ。
けれど、それもやがては消えていく。
だから人は、何かを残したいと願うのだ。
忘れてしまわないように、忘れないように。
“
―霧島海人
泣きたくなるくらい心に沁みた主人公の科白。
SF設定は脚本の黒田洋介さんとキャラ原案の羽音たらくさんのコンビが手掛けていた前作を観ていたので自分はすんなりはいっていきましたね。
あの夏で待ってるが面白かったのなら、前作の「おねがいティーチャー」や「おねがいツインズ」もお勧めします。
最後の海人君のセリフは良かったですね、私もあのセリフにはちょっと感動しました
要所要所で光るものがあるので多少の難点は打ち消して余りあり…
だからこそもっと!なんて思わせてしまう、ある意味タチの悪い作品です笑
完璧に美しい物よりもどこか不完全なものの方が長く心に残ることもありますし
案外狙い通りなのかもしれません
>あの夏で待ってるは良作ですねー、また観たくなってきましたw[/色]
五所瓦静寂さんも観ていらしたとは!
[色:0066FF]>自分はすんなりはいっていきましたね。
>前作の「おねがいティーチャー」や「おねがいツインズ」もお勧めします。[/色]
どうやらおねティシリーズと関係性があるとかないとか、らしいですねー。
諒解ですー(^^)
[色:0066FF][太字]>>雨さんへ[/太字]
>最後の海人君のセリフは良かったですね、私もあのセリフにはちょっと感動しました[/色]
すんなり頭の中に入ってきて、響いて、涙がもう…( ;∀;)
エンドロールも感動しましたし、いやはやとってもいい作品でした。
[色:0066FF]>完璧に美しい物よりもどこか不完全なものの方が長く心に残ることもありますし[/色]
わかりますわかります。
そういう隙っていうか、不完全さがあった方が逆に、っていう。