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また始まった
いっつも突然現れて
聞きたくなくても
聞こえてくる
今すぐこのページの向こうに駆け込んで助けてあげたい。゚(゚´Д`゚)゚。
今週は前回の引きからちょっと時間が遡ってかなえちゃん視点でスタート。
なぜ寛くんに抱きしめられることになったのか。
その経緯が明らかになります。
道を歩き人に見られると「はたして自分は変な風に映っていないか?」「惨めな存在だと思われていないか?」「不細工と嘲笑われていないか?」などドス黒い不安に苛まれたことがある人って少なからずいると思うのですが(自分に自信がない人は特に)かなえちゃんも今までのトラウマから、そういった疑心暗鬼状態にふいにスイッチが入ることがあるようで(__)
脳内に濁流する呪詛は実際に過去に言われたことと妄想でない交ぜになってそうですよね・・・。
よく言われる「自意識過剰」という言葉。これで簡単に治められたらどれほど楽なことか(+_+)
ちなみに、冒頭にぶつかった女の子二人組は『ヤンキーJCボコボコりんっ!』のキャラのようですね。
この前かなえちゃんに一方的に正義感をぶつけたことを反省し謝りたいと考えた寛くんは、彼女の帰り道を追いかけてきてくれたわけですが、ちょうど疑心暗鬼モードに陥っているため(うどん先生はひぐらしも好きなようなので、あえて例えればL5でしょうか)彼の言葉は届かない・・・。現実の吹き出しの上に妄想の吹き出しが重なって聞こえないという表現は、素直に感心させられました。
「やっぱり普通じゃないから」「死ね」の後の、かなえちゃんの表情がもう・・・。
心底ツラくてたまらないのが十二分に伝わってきて、もはや言葉が出てこないです( ;∀;)
個人的に、かなえちゃんという少女はいつも自分の中で孤独に戦っている女の子だと思います。
一花ちゃんみたいなタイプはもっと外向きに戦って生きているイメージなんですが、かなえちゃんは真逆。
吐き出す言葉は全部自分に対する不甲斐なさやみっともなさで時には周りに「死ね」と当たることもありますが、根源はやっぱり内向きだと思います。
そんな風にずっと自分と戦って心も身体もボロボロになってそれでも幸せを追い求めているかなえちゃんを精一杯の優しさと温もりで包み込む寛くん(゚ーÅ) ホロリ
この前は自分が悪かったときちんと非を認めて謝るし、かなえちゃんが吐瀉物を撒き散らしても懸命に介抱してあげるし、劣悪な人生で擦り減り切った心もケアするし・・・うどんちゃんが描く男キャラとは思えないほど誠実かつ真人間でビビります><
寛くんは十中八九かなえちゃんのことが気になっていますし、これで二人は両想い。次回からは甘いラブコメが始ま
るわけがなかった!!!!
まずはシカトから?( ;∀;)
p.s. 鳴海くん(;;)
まあ実際に湯水のように愚痴や揚げ足取りが井戸端会議で話されてますからね
メンタルが弱い人ほど「そういうこと」が気になってしまうんでしょうね・・・
今回のかなえの気持ちは正直痛いくらいに分かるところもあります笑
個人的には「嫌いにならないで」ってセリフも読んでて「ああ・・・。」ってなってしまったり、
こういうある種普遍的な描写こそバカうどん氏の本領発揮だよなあ。と思いながら楽しみました
楽しんだというか、沁みたというか・・・。
ヤンキーJCは大変良い作品ですよ
この作品を皮切りに官能描写に磨きがかかったターニングポイントとなる一作だと思います
バカうどん氏の同人誌はどれも高クオリティなんで個人的におススメです
一般じゃ描けないことも平気でやってるし・・・笑
しかし隔月誌で休載って事は次回は1か月後、、、
引きが引きなんで、個人的に待ち切れないですね。
鳴海はヒーローと以前感想で書かれてましたが、彼よりも寛を選んだ事が、、結果的に間違いになるような・・・
そんな気もしています。
「自分は、周りからバカにされている」と感じる人がいて、はたして傍から観察してみると、なるほど確かに・・・と納得できてしまう、自意識過剰ではなく純然たる事実を自覚しているケースも多々ありますからね(´・ω・`)
そういう人にまで、「それはただの思い過ごしだよ〜^^」と宥めようとするのは軽率だよなあと。
ホントそうですよね〜。うどんちゃんの作劇のよさは、ただのエ○グロに非ずということが、この作品を読んでいて感じます。だって、まだぼこぼこ要素全然ないのに、こんなに面白いんですからヽ(^o^)丿
なるほど〜!うどんちゃんのファンを名乗るなら、きちんと同人もカバーしないとアカンですね(*_*)
週刊連載してほしいくらい面白いですけど、身体への負担や一話の内容の濃さなどを考えると隔週でベストだったのかもしれません。次回待ちきれないですね〜!!
鳴海くんを選んだら選んだで、その先に待ち受けるものが光だとは簡単に思わせてくれないのが、うどんちゃんの作品(*_*)
救いは、いずこ。