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「綾小路くんは・・・私のこと、変な目で見ないんだね・・・。」
「変な目?」
「・・・ううん。何でもない」
やっぱ佐倉さんの可愛さは半端ないわ・・・!!
孤独である本当の自分を隠すためにアイドルの仕事をする佐倉さん。太宰治の『人間失格』で、人を怖れ、されど愛し愛されるために道化になることを選んだ主人公に近いものを感じます。
※原作組ですが、アニメ組のことを考慮して先の展開バレは控えるように書いていきます。
今回で原作二巻の内容は終わりです。その感想はこちら。
文句なしに面白い作品。/『ようこそ実力至上主義の教室へ』 2巻 感想
それにしても、「どうあがいても、須藤が無罪になるのは不可能では?」という状況を『目には目を歯には歯を』の精神で打破するとは、原作を読んだときも「なるほどなあ・・・」と感心したものです。
何事も真っ向から挑む必要はないんですよね。向こうがペテンを繰り出すなら、こっちもペテンで対抗すればいいし、インチキにはインチキをもって封じても何ら問題はない。こういう風に柔軟に物事を捉えて策を練られるのも実力なんでしょうか。
ちなみに、佐倉さんの居場所が分かったのは、学校で支給されている携帯には位置情報サービスというものがあって、この設定をオンにしていると友達の位置を調べることができます。アニメではちょっと説明不足でしたね。
アニオリ描写。
繰り返しになりますが、原作とアニメは大筋の展開は同じですが、細かな部分が異なったりします。
今回は、C組の男子三人に取引を持ち掛けたのは綾小路と堀北さんでしたが、原作では彼女の代わりに一之瀬さんが出張っていたり、A組の坂柳さんとC組の龍園があの場所で対峙するシーンは、原作にはなかったり。
ある意味原作で既に展開を知っていても未知のパターンが来るのは、新鮮な美味しさがあります。
「―――俺の詮索はするな。」
さあ、いよいよ主人公の危険な部分が明らかになってくるか・・・( ー`дー´)!?
原作の売上がうなぎ登りのようで、ファンとしては嬉しい限り(>ω<U===U>ω<)
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