君に愛されて痛かった 第6話 「大丈夫」 感想/――お前じゃない。

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球技大会でクラスTシャツが配られるだと(゚Д゚;)

自分の高校では普通に体操服でしたね。女子高あるあるなんでしょうか。

なお、デザインを担当したのは例によってとみ子ちゃんの模様。先生やみんなに表彰されてどこか誇らしげに紅潮している姿は、ちょっと可愛いかもしれない?(*_*)



しかし、実はこのTシャツにはある一つの問題があって

それは何かといえば・・・

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一人だけハブられている生徒がいる\(^o^)/

・・・かなえちゃんの描写があまりにもリアルで思わず変な声が出そうになります。心底つまらなさそうです(^^;

そんな彼女を観察する一花ちゃんたち

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元友人に容赦なく浴びせる嘲笑ヾ(´゚Д゚`;)ゝ

どうやら前回のシカト&Gトラップ以降、トイレで上から水をぶっかけるなどの虐めをしても、かなえちゃんは全く反応しなくなってしまったとのこと。

もはや一花ちゃんたちからすれば壊れたおもちゃのように映っているんでしょうね(__)

そんな彼女に向かい、本人も聞こえるようにわざと声のボリュームを上げて

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心を抉る、とどめの一言。

人は生命活動が停止したときと周囲の記憶から忘れ去られたときの二度死を経験するといわれていますが、それほどまでに誰かに自分の存在を肯定してもらうのは重く、絶対的なものですよね(´・ω・`)

このままでは『かなえちゃん』が『かなえちゃん』じゃなくなってしまいます。

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そんなときに現れるもう一人の自分ヽ(^o^)丿

存在してもしなくても変わらないという先の言葉に対して、「知ってたよ」「そんな事ずっと前から 分かってたし知ってた」と心の中で認める彼女。

ぐちゃぐちゃに塗りつぶされた手帳の日付は虐めがスタートした日かと最初思いましたが、本編を最後まで読むと『昨日』の可能性が高いですね。

と、ここで今回の彼女のお相手が

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あの物知り隆志くんであると判明(゚∀゚)!!

『ボコボコりんっ!』では、いちごちゃんと隆志くんの話が結構お気に入りでした。いちごちゃんが可愛すぎます(;゚∀゚)=3

今回も相変わらずペチャクチャ一方的に趣味を熱弁して他人を否定する言葉ばかり並びたてる気持ち悪い男かと思いきや、なんと相手を気遣って一応のフォローを入れられる程度には成長していました(゚∀゚ノノ”☆パチパチ

「大きな赤ちゃんになっちゃ駄目なんだ!」と金言めいたことを言ってきますが、しかし悲しいかな、どんなに善い言葉もニートと偉人が言うのでは重みが違いすぎる( ノД`)特に彼は前世で人を傷つけた張本人なのでペラッペラです。

「知らない人でも 共感してもらうのは嬉しいな」
ぐうわかります(___)自分をきちんと認めてくれること。それは相手が家族だろうと初対面だろうと有り難いものです。

隆志くんに対するかなえちゃんの好感度は上がり、これは傷心も癒える素敵な一夜になるかと思えば・・・


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いざ行為に及ぶと浅ましい劣情とともに強引に振る舞う本質にゲンナリ(ヽ´ω`)

自分を全く大切に扱ってくれないので気分は底に沈みマグロとなるかなえちゃん。

と、ここで寛くんからラインの通知が。

返信をする彼女を前にして、隆志くんは「大丈夫?」「ねぇ 本当に大丈夫なの?」とどこか怯え始めます。

かなえちゃんは(そして、読んでいる自分も)質問の意図が分からずに困惑(´・ω・`)

すると次の瞬間、衝撃的な言葉―――

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>もしかして業者?
\(^o^)//(^o^)\\(^o^)/

あまりにも酷く勝手な物言いに心がささくれ立っていくかなえちゃん・・・。

「大きな赤ちゃんになっちゃ駄目」とは、なんだったのか(´・ω・`)

自己紹介したときのライトノベル作家というのも自分を守るための嘘でしょうし完全に自分を棚に上げた発言になっていますよね。

「大丈夫?」と寛くんに言ってもらうのと比べてこいつの声は不快極まりないと脳が全身が拒絶し、いよいよ発作も激しくなれば


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お前違う!!!違う!!!違う!!!お前じゃない!!!お前じゃない!!!違う!!!

と、絶叫(゜-゜)

部屋を出ていく彼女をドン引きの目で送る隆志くんが面白い。

藪をつついて蛇を出してしまった心境でしょうか。


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今回の出来事で他の誰でもない個人に認められることの喜び・幸せ・かけがえのなさを思い知ったかなえちゃん。

これもまた真理ですよね。

認めてくれるなら『誰でも』歓迎するanyoneと特定の『誰か』じゃないと満たされないsomeoneの二つで、承認欲求は構成されていると思います。

それにしても、最初は彼女にとって寛くんなんて自分本位の正義感をぶつけてくる迷惑千万な男だったのに気が付けば何者にも代え難い大きな存在になってしまったと。

今までといい、今回の「大丈夫?」をキーに使った展開といい、とても面白くて上手い話の運び方でちょっと感動しています(;゚∀゚)=3

ここまでが昨日を思い返すかなえちゃんの回想。

ふと現実に意識が戻れば

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血の気がサーッと引く展開が待っていました。

や、ヤバくないですか、これ。

スマホからは未だに寛くんと仲睦まじくトークしていることがバレますし、手帳の方も見る人が見ればエンコーをしている事実が発覚してもおかしくないですよね(゚Д゚;)

すぐさま取り返せるといいのですが・・・汗

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西京BOY
ゲスト
オチが不穏過ぎて逆に次回早く読みたくなりますね・・・。
それにしても今回はかなえの気持ちに要所要所で感情移入してしまってヤバかったです
人間は一見丈夫なようでいて、その実脆くて不安定な生き物なのがよく分かりますね。
そういうトコ(を表現してくれるの)が個人的に大好きです、うどんさんの漫画。


また飲み屋でうどんさんトークしたくなって来ました・・・笑
紅茶
ゲスト
紅茶
[色:0000FF]>>西京BOYさんへ[/色]
[太字]>早く読みたい[/太字]
なんとも癖になる作品ですよね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

[太字]>脆くて不安定[/太字]
心なんてものがあるばかりに、ブレブレでボロボロでズタズタになってしまいがち。スイッチを切り替えるように、不必要なときは感情をオフにしたいですヽ(^o^)丿

西京さんがご自身の記事で書いた「人間の根源的〜」という表現は、なるほどなあと思いましたね。

[太字]>飲み屋[/太字]
ぜひぜひ(^^)/笑