0
7巻の表紙はひよりちゃん&龍園でした(`・ω・´)
6巻まで紙媒体で購入していたのですが、Kindleを手に入れたこともあって7巻からKindleで購入することに。
実は自分は本を読む際、気に入ったところは線を引く癖があるんですけど、どうしても紙媒体だと本を『汚している』罪悪感が拭えなかったんですよね。
その点、Kindleは電子書籍なのでマークをつける躊躇が全く生まれないのが快適でいいです。また自分がどの文章をマークしたのか、一覧で手軽に確認できるのも便利でした。
というわけで、7巻の感想記事はその機能を生かして印をつけた文章とともに一つずつシーンを振り返ってみる形式にします。
いつもより長文なので、ご注意くださいませ><
「清隆くんは、ク、クリスマスの予定とかあるの?」
主人公のことが気になって仕方がない愛里ちゃんきゃわわ(>ω<U===U>ω<)
きよぽんグループが6巻で結成されましたが、メンバーのみんな個人差はあれど大分グループに馴染んできている感じがしますね~(^^)
人付き合いが苦手で孤立するタイプも、そんな人たちが集まってみることで「あ、この人たちなら話しやすい」「なんか居心地がいい」と意外と上手くやっていけるもの。
清隆もこのグループは「気楽でいい」と言っていましたし、愛里ちゃんに至ってはこんな風にみんなで楽しく会話することは憧れだったので涙を浮かべる始末><
卒業まで(あるいは卒業後も)仲のいいグループであってほしいですね( ^^) _旦~~
「須藤くん自身は、やっと人並みになったかしら」
今までが愚劣に輪をかけたような酷さでしたからね\(^o^)/笑
しかし龍園に罵声を浴びても堀北さんの言いつけ通り無視できるほどには、我慢強さが備わってきました。
それを知って堀北さんは彼を次のステップに進ませようとしますが、はたして須藤更生計画は彼女の中で何ステップ目論んでいるのでしょう笑
「いつか似た趣味で話し合える人が現れたときに貸そうと思って持ち歩いてるんです。最初は一冊だったんですが、貸す相手が見つかる前にどんどん増えてしまって」
ひよりちゃんとも関係が深まっていくとは(゚∀゚≡゚∀゚)
貸すためにいつも大量の本を持ち歩いているとか、この子もなかなか変わっていますけど、悪い子じゃなさそうですよね(^^)
清隆の観察眼でも悪意や計略の類いは一切感じられなかったですし、争いごとに興味ない発言も本音のような気がします。
なお、図書館や食堂のシーンはエロゲをやっている気分に陥りました。
よう実ゲーム化マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
「気を悪くしないで聞いて欲しいんだけど……もしかしてその策士って、実は清隆くんのことなんじゃないかなあ?」
みんなが平田や高円寺の名前を挙げる中、さすが愛里ちゃんはよく見ていますね(`・ω・´)
想い人補正というのも勿論あるでしょうが、愛里ちゃんは人の本質を見抜く力が高い気がします。
「空白の1年の間に何があった。
おまえの何がこの学校に入る決意をさせた」
おまえの何がこの学校に入る決意をさせた」
ついに登場する清隆パパヾ(´゚Д゚`;)ゝ
松尾さんの話は気の毒すぎる・・・しかし全く動揺しない清隆よ(^^;
空白の1年とは、ホワイトルームが一時中断して清隆が姿を消した期間なんでしょうか。
清隆パパの抱いている野望――カムバックは政界に復帰して今度こそ日本を支配するみたいな話?
また、この学校の理事長は有栖ちゃんのお父さんだったんですね。
とても人がよさそうで清隆の父にも物怖じせず対応していたのが印象的でした。なんでこんな人が自分の娘をホワイトルームなんて非人道的な施設(アニメの描写を見る限り)に入れたんでしょう(*_*)
学校の入学の仕組みについてもビックリしましたね。ペーパー試験も面接も実は一切合否に関係なかったとか(^^;
合格できる学生は事前の調査で通っていた者のみと不正にも程がある入学制度でしたが、ここで気になるのはどういう採用基準か、クラスの振り分けはどういう方法か、いったいどんな学生を卒業時の理想としているのか、などですね。
「オレからおまえに連絡するのはこれが最後になるだろう」
「え?」
「え?」
衝撃的すぎて耳を疑う軽井沢さん(>ω<U===U>ω<)
後半のモノローグでも、何だかんだ清隆と組んでいろいろとやっていた時間は悪くなかった、ヒーローを影で支えるヒロインみたいな感じで楽しかったと言っていましたね(;;)
「俺がこの学校を去る前に、お前に話しておきたいことがある。南雲雅に関してだ」
この南雲というキャラはとにかく波乱を巻き起こしそうです(*_*)
ラストに少し触れるので、ここでは割愛します。
ドラゴンボーイが引っかかったのか、坂柳が笑った。
そんな貴女はリトルガール( ´∀`)σ)Д`)
いやはや、龍園や有栖ちゃんを振り回す高円寺の変人ぶりといったら(^^;
清隆も『暴力』『嘘』に続いて『非常識』も強さ足りえるかもと感心していましたね笑
この男がDクラスに協力する日は果たして来るのでしょうか。
だったら、あたしは最後の希望を抱き続けるだけ。守ると約束してくれた清隆の言葉を信じるだけ。
それが……闇に飲み込まれようとしているあたしの心を守ってくれる最後の砦だ。
それが……闇に飲み込まれようとしているあたしの心を守ってくれる最後の砦だ。
ぶっちゃけ龍園が自信満々に軽井沢さんを脅すのは、最初滑稽にしか感じなかった(^^;
別に過去に虐めを受けたと言いふらされたって認めなきゃいいだけで、最低でもその当時の写真をばらまいてやる!くらいの話じゃないと脅迫の材料としては弱いな~と思っていたんですが、どうやら軽井沢さんの過去は自分の想像を超えていて。
「水泳の授業の後下着を隠されたり、制服そのものが無くなったことだってある」「好きでもない男子に告白させられた」「地べたに散らばったオカズを口で拾い上げ食べさせられた」など、こんな経験をしていれば確かにあの程度の脅しも胸が張り裂ける思いだろうな・・・と納得するものでした(__)
「何度聞かれても……ぜっ『た』いに、言わない……『か』ら……」
「たとえ、明日からあたしの居場所が、ここに、この学校になくなってしまうとしても……苦しめられ続けるとしても……」
「名前は、絶対に言わない……」
「たとえ、明日からあたしの居場所が、ここに、この学校になくなってしまうとしても……苦しめられ続けるとしても……」
「名前は、絶対に言わない……」
(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)うりゅりゅりゅりゅりゅ
清隆に裏切られたと知って、裏切り返すことが唯一助かる道だと分かっているのにそれをしない。最後まで彼に協力する意志の強さよ(;;)
このシーンはホント鳥肌が立ちました。
「面白ぇなあ」
「落胆させておきながらの盛り返しがまた、たまらねえよ綾小路」
「落胆させておきながらの盛り返しがまた、たまらねえよ綾小路」
石崎、アルベルト、伊吹と次々と地にねじ伏せる清隆。頭脳だけでなく暴力も一級品で、挙句の果てに今回の舞台も全部清隆に仕組まれていたと知っては笑うしかないですよね。
龍園の強さは『何度負けても挑み続ける力』 そう、決して負け知らずの男じゃないんですよね。
今日負けても、明日は勝つかもしれない。明後日は勝てるかもしれない。勝負は時の運ともいいますし、確かに繰り返し挑むことで勝ちを拾うこともあるのでしょう。あるいは戦いの中で自分自身成長し、気が付けば相手を追い越していることもあると思います。
普通は敗北を恐れて敵わないと知れば諦めますが、彼の場合生まれてから一度も『恐怖』を知らない人間なので、それが可能であると。
今まで龍園を覆っていた絶対的強者のイメージが一気に崩れましたけど、その分人間性が色濃く見えてきて、どこか親しみが持ちやすくなりましたね(*_*)
なお、恐れ知らずの彼も清隆にマウントをとられ顔面を殴打されると、最初は「息の根を止めてみろよ」と威勢よく挑発し清隆の感情を揺さぶろうとしますが、やがてはその減らず口もなくなり━━━
もう何度目かも忘れた拳を龍園の顔面へと着弾させる。
もう止めたりしない。
右へ左へ、ただただ同じ威力の拳を繰り返す。
龍園の顔が引きつる。
ああ、それだ龍園。
おまえにも見えたんだろう?
もう止めたりしない。
右へ左へ、ただただ同じ威力の拳を繰り返す。
龍園の顔が引きつる。
ああ、それだ龍園。
おまえにも見えたんだろう?
恐怖という感情は、己の中に確かに存在する、ということを。
「おまえを傷つけたのはオレだ。許してくれとは言わない。ただひとつ覚えておいてくれ。今日のように、おまえに何かあればオレはおまえを助けに来ると」
「きよ、たか……」
「きよ、たか……」
軽井沢さんマジメインヒロイン(゚ーÅ) ホロリ
清隆の恐ろしいところは、こんな状況でも内心彼女を駒扱いしているところですね。
恐怖はおろか、種々の感情が凍り付いています((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ただ確かなことは……あいつとオレは似ている、ということ。
そして、まだ利用価値がある、ということ。
そして、まだ利用価値がある、ということ。
龍園の自主退学は「マジで!?」とビックリしましたけど、清隆の計らいで阻止されましたね。
利用価値\(^o^)/でもまあ、これは清隆と龍園の共闘もいつか見られるかもしれません><
7巻は龍園を倒すという一つの大きな区切りがつきましたね。
これによってDクラスは綺麗さっぱりCクラスに昇格を果たせるでしょう。(ポイントも上回ったし)
しかし、これで前途は明るいのかといえば全くそんなことはなく。Bクラス率いる一之瀬、Aクラス率いる坂柳・葛城、さらには生徒会の南雲と強大な敵がそびえ立っていますね(;´▽`A“
個人的には、清隆は生徒会に入って南雲先輩と直接対峙してほしいけど、清隆としては「オレがそうする理由はない」のでしょう。ただ生徒会長に借りができたことにより・・・そして交換条件という言葉により、堀北さんを生徒会に送り清隆がバックアップする話は実現できそう?
次回は7.5巻、冬休みの話ですね。
“冬休みのメインストーリーは次回表紙になる女の子、そしてその周辺で巻き起こる恋愛事情が中心になっております。”
これは佐藤さんのターンがやってくるか(゚∀゚) 愛里ちゃんや軽井沢さんの描写も期待大です!
p.s.伊吹ちゃんが、頑なに清隆をXと認めようとしなかったのがグッと来ました。
コメントありがとうございます(^^)
[太字]>坂柳はホワイトルーム出身ではない
>後天的に優秀な人間を作り出すホワイトルームを認めてない[/太字]
指摘されて勘違いに気付きました( ゚д゚)ハッ!
確かに有栖ちゃんはホワイトルームの教育を受けていない可能性が高いですね・・・。身体も弱いですし(^^;
『偽物』発言も、Aさんの仰る通り天才は生まれ持って天才なのであって清隆のような強化人間は認めない考えから出た言葉だとすると、しっくりきますね><