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感想書く前に一言だけ。
勘弁してくれよ……(´;ω;`)
前巻の「次回予告」の絵だけで嫌な予感はしてたけど、まさか本当にアンジェリカ退場とか…..orz
私はトリエラ×ヒルシャー組が一番好きなんだが、アンジェリカ×マルコーさんも2,3番目に好きな組み合わせ。
2巻のパスタの王国の話はそりゃ胸が痛くなりましたとも…。
━━━肉体の修復と「条件付け」は投薬によるダメージを脳に与える。
再生可能なボディを持つ義体にとって、寿命というのは脳の寿命なんだろうね━━━
爆破テロに巻き込まれたマルコーとアンジェリカ組。
アンジェは咄嗟にマルコーを庇ったことにより彼は軽傷で済んだが、その分重傷を負ってしまったアンジェリカ。
元々薬への依存性が強く、「寿命」が短いというだけあって、余命はもう僅かだと医師に宣告される。
━━━俺は自分の体の事ばかり心配してアンジェリカの事など気にも止めなかった。
もはやあいつはただのやっかいもの。それが俺の本心なのか?
虫唾が走るぜ━━━
一生懸命教えても、結局は忘れられてしまい徒労に終わる。
可愛がって育てても、その記憶は定期的になくなってしまう。
忘れられる度に自分がショックを受けてしまうのが嫌で、ついにはアンジェリカを見捨てたマルコー。
だがそんな彼も最後には、自分の心にちゃんと向かい合う。
アンジェの為に何かしてやりたいと行動し、彼女の最期を見取ってあげた。
死の間際に彼女は過去の記憶を取り戻し、普通の少女に戻った…。
━━━「このお話は…悲しい時も元気が出るの。おじさんは…パスタ好き?」
ああ…好きだよ…
「むかしむかし」「あるところにパスタの国がありました」
「その国には…」「パスタの大好きな王子様がいて」「毎日パスタばかり食べていました」
「ところが…」….「ところが…パスタの国には….」「フォークが一本しかなかったので…」
「王子はいつも同じフォークで食べてばかり」「『たまには別のフォークで食べてみたいな』」
「王子はフォークを探す度にでました」
「――村人は答えます」
「『パスタを食べることは王族だけに許された特権』」「『私たちはパスタを食べてはいけないのです』」
「なんということでしょう」「王子はせっかくフォークを見つけたのに一緒に食べてくれるお友達がいません」
「そのころ隣のピッツァの国では悪い竜が….」
(中略)
「王子はとても幸せでした」「今や一緒にパスタを食べる多くの友達ができたからです」
「王子はもう、一人ぼっちではありません」━━━
義体としての第二の人生が、果たして良かったのかどうかは私たちには判断できない。
だがアンジェがマルコーさんと一緒に過ごした日々は、少なくとも彼女にとって「小さな幸せ」だったのではないのだろうか。
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